今回はToDo管理アプリ「Things 3」のインボックスの効果的な使い方をご紹介します。

もともとThings 3はGet Things Done(GTD)というタスク管理方法に基づいて作られたアプリです。
GTDは次の5つのステップで構成され、これを1週間など一区切りごとに繰り返す。
- 収集:頭の中にある「やらなければならないこと」「気になっていること(問題)」を紙などに書き出す。作業中のメモ書きなども参照して、問題点を出していく。
- 処理:書き出した内容を、手順に添って、分類しリスト化する。
- 整理:リストを自身がスケジュール管理に使っているツールに入れ込む。
- 見直し:自分の状況や状態でそれらが可能かどうか見直し、検討する。
- 実行:リストアップした「出来ること」を順次片付ける。
Wikipedia “Getting Things Done” より引用
GTDでは、1つ目の手順である「収集」のステップにおいてインボックスを使います。気になったことや、やりたいこと、買いたい物、頭の中に浮かんだこと、なんでもまずはインボックスに格納することが重要です。
頭の中をすべてインボックスに格納してから、それらを整理していきましょう。
また、インボックスは定期的に管理することが大切です。インボックスに入れたままタスクを眠らせないようにインボックスを継続的に管理していきましょう。
そのため、Things 3のインボックスを使う上でも大切なことは次の2点です。
- 気になったことを素早く簡単にインボックスに入れる体制を作ること
- インボックスを継続的に管理すること
そこで今回はThings 3のインボックスを効果的に使うために私が導入している次の設定をご紹介します。
- iPhoneのウィジェットからインボックスに格納
- ネットサーフィン中に気になる記事をインボックスに格納
- インボックスを管理する定期的なタスクを作成
目次
Things 3のインボックスを効果的に使う
iPhoneのウィジェットからインボックスに格納
何か頭に浮かんだら、その場でインボックスに格納しましょう。
Things 3をiPhoneのウィジェットに登録しておくことで高速にインボックスへの追加が可能です。
ネットサーフィン中に気になる記事をインボックスに格納
ネットサーフィンをしていて気になる記事を見つけたらインボックスに格納しましょう。
Safariの場合
Things 3のアイコンが見つからない方は「その他」からThings 3を有効にしましょう。
Chromeの場合
Macの場合
Mac用のThings 3アプリがインストールされていることが条件ではありますが、プラグインをインストールすることでChromeブラウザからThings 3にタスクを格納することが可能です。
参考 Add to Thingschrome ウェブストアインボックスを管理する定期的なタスクを作成
Things 3にて、インボックスを管理するための定期的なタスクを作りましょう。
私は次のようなタスクを設定しています。
- インボックスに思っていることをすべて書き出し(週1回)
- インボックスに格納されているタスクを振り分け(週1回)
Things 3の繰り返し設定の方法はこちらの記事に詳しく書いています。

Things 3のインボックスを活用してみてください
本日はThings 3のインボックスを効果的に使う方法についてご紹介しました。
GTDの考えに沿ってインボックスを活用してみてはいかがでしょうか。
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